此処は、里のトップページのキリ番を踏まれた方からのリクエストを頂いて野間みつねが書いた短い(と言っても長さは一定しない)作品の置き場です。
 書く順序は必ずしもリクエスト順ではないのですが(苦笑)、目録は、リクエストを頂いた順番に並べます。
 キリ番リクエスト制度については、こちらを御覧ください。

 ルビや傍点などの記述方式は、こちらと同じです。

 各編の左サイドメニュー部分には、読み方の挿入の度合を切り替えられる、
 というスイッチを御用意しています(但し、JavaScriptを無効にしている場合は動作しません)。お好みの方をお選びください。
 読み方の少ない版を読んでいて、読みを確かめる為に切り替えてみる、という使い方も出来るでしょう(笑)。
 なお、最低限の読み方挿入については、気分に従っています(おい)。どちらかと言えば、極力読み方挿入を排している方が多いかも。



トップページ about−2,000番リクエスト作品
星祭りにはまだ早い ほしまつりにはまだはやい
 〜 from 通り名《ランナーネーム》はムーンストーン 〜
 ぼくは、月代惣次郎《つきしろ そうじろう》。亡き姉の婚約者だった歳さん――石田歳三《いしだ としみつ》――と一緒に、二十二世紀末のトーキョー・シティで、仕事人《ランナー》として生計を立てている。
 今年[#作者註:二一九七年]の五月三十一日は、歳さんの三十二歳の誕生日だ。以前からの約束もあって、ぼくの大学《ユニバ》時代の先輩で今は同業者でもある、銀河連邦特殊警察(TP《テッド・ポリス》)の藤田一一《ふじた かずいち》警部補……いっちゃん先輩が、外でおごってくれることになったんだけれど……

リクエストデータ
 リクエスト主は、高井玖実子さま。
 旧宅でのお踏み抜きなので、およそマイナス2,000(笑)のキリ番、ということにしておきます。いつだったかなァ……(汗)
 2002/09/09 完成、2002/09/15 送付。
 リクエスト内容は「歳さんと惣ちゃんと藤田一一さんが出てきて、一一さんが歳さんをいぢめるような展開が入っているお話」でした。綺麗どころが登場すればなお好し、とのことでしたので……(くす)
 加筆修正の上、2014年11月刊行の『蔵出しミックスナッツ』に収録されました。

  作品はこちら  注:紙媒体収録前の版です。



トップページ about−1,000番リクエスト作品
Escape! えすけいぷ
 〜 from 綺譚 月石《げっせき》の民 〜
 俺、内藤隼人《ないとう はやと》は、生まれ変わって百三十年ほどになる、不老難死の月石の民だ。ある日、俺が後見役を務めている伊東倫命《いとう りんめい》ことリン、そしてかつて俺の後見役だったコンミンの三人で、展望レストランで昼食を済ませたのだが……何と俺だけが、レストランから地上へ降りるエレベータの停止事故に行き当たってしまった。
 偶然乗り合わせていたのは、高所恐怖症らしい少壮の御婦人と、その娘らしき元気なお嬢さん。最初は復旧までおとなしく待っていればいいと呑気に構えていたのだが、途中から何やら急に雲行きが怪しくなって……

リクエストデータ
 リクエスト主は、白牡丹さま。
 これまた旧宅でのお踏み抜きなので、およそマイナス1,000(笑)のキリ番、ということにしておきます。旧宅の書き込み停止直前の頃でしたから……お踏み抜きは2002年4月下旬かな(……多分)。
 2002/11/26 完成、2002/10/28 送付。
 リクエスト内容は「自分(をモデルにした女性)または自分の作品『幕末並行世界シリーズ』に登場する近藤有希(をモデルにした女の子)が、現代で内藤隼人さんと共演」です。「または」とあったのですが、両方登場しています……母娘《おやこ》として(笑)。
 加筆修正の上、2014年11月刊行の『蔵出しミックスナッツ』に収録されました。

  作品はこちら  注:紙媒体収録前の版です。



トップページ 1,000番からリクエスト権を付与……の筈が、里長の自爆により、リクエスト権発生せず(苦笑)



トップページ 2,001番リクエスト作品
厨房の一夜 ちゅうぼうのいちや
 〜 from まなざし(?);但し「里の茶店 万年貸切部屋」限定の設定を使用 〜
 私、伊東甲子太郎《いとう かしたろう》は、里の茶店で不機嫌極まりない一夜を過ごそうとしていた。野点《のだて》の会果てて後、“向こうの世界の”伊東甲子太郎と、厨房で一緒に休むことになったのだ。……不機嫌の理由? 大体、他所《よそ》の世界から来ている分際で、こちらの世界の土方に懐きまくっているとは何事か。それに、世界が違うとは言え、自分の世界でも、土方との関係は比較的良好。そんな幸せ者の“私”と、ひと晩付き合わねばならぬのだぞ。これが不機嫌にならずにいられようか。
 だのに、当の“私”と来たら……(嘆息)

リクエストデータ
 リクエスト主は……白牡丹さまの作品『幕末並行世界シリーズ』の、伊東甲子太郎さま(大苦笑)。
 2002/09/02 トップページ2,001番を踏まれました。本来ならばリクエスト権は発生しないのですが、2,000番を踏んだのが管理人の歳子くんであったこと(=自爆扱い)&面白い、ということで、特例としてリクエスト権を付与したものです。無論、当該世界での伊東先生の読みたいお話を、ということで御希望いただきました。
 2002/09/30 完成、2002/10/01 送付。
 リクエスト内容は「先達《せんだっ》ての野点の会の夜、こちらの里の茶店の厨房で兄上(照)と共に過ごした、その夜のことを、兄上の視点で語っていただくお話」です。……先方のおっしゃる「兄上」とは、我が里に棲む『まなざし』の伊東先生(但し、御生前の、生身の)のことでございます(汗)。先方は慶応元年時点という設定なので数え三十一、ウチの伊東先生は亡くなる直前という設定なので数え三十三。ウチの先生の方が年上なんです(^^;;

  作品はこちら



トップページ 3,000番リクエスト作品
月に添う影 つきにそうかげ
 〜 from まなざし 〜
 慶応三年正月三日夜、私、山崎烝《やまざき すすむ》は、新選組の副長である土方歳三殿の呼び出しを受けた。……実は、新選組の大幹部である三名が、正月一日から、隊の内規を破って島原で流連《いつづけ》をしていたのである。隊の中はざわざわと落ち着かず、不穏な気配さえ漂っている。だが、新選組の掟は厳しい。幾ら大幹部でも、いや大幹部だからこそ、三名は切腹処分を免れまい……しかし、そうなれば隊を割っての争いとなるのではあるまいか……
 内心でそんな懸念を抱《いだ》いていた私に、けれども副長は、開口一番、こう問われた……

リクエストデータ
 リクエスト主は、まあき様。
 2002/10/15 トップページ3,000番を踏まれました。
 2003/01/24 完成、2003/01/25 送付。
 リクエスト内容は「『まなざし』に於ける、斎藤さんと土方さん、もしくは山崎さんと土方さんの話を。状況はお任せ」です。……結局、本編や傍話『残し置く言の葉草の記』で書いた事件を山崎さんの視点から書くことによって山崎さん自身を照らし出すお話となりました。採り上げている事件が事件だけに、斎藤さんも少し登場しています(笑)。
 蛇足ながら、タイトルの“月に添う影”というのは、土方さんに傾倒しその影とならんとし続けた山崎さんを暗喩した言葉です。
 短編作品集『まなざし拾遺話集』に属する話になります。

  作品はこちら  注:紙媒体収録前の版です。



トップページ 4,000番リクエスト作品
それは、二月十五日の夜に それは、にがつじゅうごにちのよるに
 〜 from 綺譚 月石の民 〜
 あたし、白石有希《しろいし ゆき》は、十七歳。いわゆる“未婚の母”の母さん、白石牡丹《しろいし ぼたん》とふたり、とある災難に一緒に巻き込まれた初対面の男から、何と、その日の夕食にいきなり誘われてしまった。母さんは相手が土方歳三そっくりだからってウキウキしてるけど、世の中には有名人に似てるのをいいことに女を食い物にする男だっているのよっ。母さんがのぼせあがってる分、あたしがしっかりしてなきゃっ!
 母さ〜ん、騙されちゃ駄目だよ〜っっ!!

リクエストデータ
 リクエスト主は、白牡丹さま。
 2002/11/29 トップページ4,000番を踏まれました。
 2003/03/13 完成、2003/03/14 送付に準ずる形でお届け、2003/04/02 正式送付。
 リクエスト内容は「前回リクエストで内藤隼人さんと共演した母娘が再び隼人さんと共演する続編」です。「全然違うとこで再会するってのもいいですね、府中競馬場とか」とありましたが、どうしようかなと色々考えた結果、前回の「Escape!」の続きを、白石有希《しろいし ゆき》ちゃんの視点から書いた作品となりました。

  作品はこちら  注:紙媒体収録前の版です。



2003/01/10 トップページ5,000番、管理人歳子くんが踏んだ為、リクエスト権発生せず(爆)



トップページ 6,000番リクエスト作品
失いしもの うしないしもの
 〜 from まなざし(?);但し「里の茶店 万年貸切部屋」限定の設定を使用 〜
 俺、赤糟毛馬《あかかすげうま》の早蕨《さわらび》は、土方歳三と江戸以来箱館までの転戦を共にした、彼の乗り馬だ。馬としては、明治二年でやっと四歳[#作者註:数え年/馬の一年は人間の四年と言われている]になったばかりの若造である。……実はその辺の並の馬とは多少出来が違うのだが、それは“ネタバレ”とやらに抵触するので、措くとして。
 秋も深まりゆく或る朝、“生前の生身の”伊東甲子太郎の手で茶店から連れ出された俺は、伊東と共に、山中《さんちゅう》で奇妙な濃霧に巻き込まれてしまう。戻る道すら失った俺達は……

リクエストデータ
 リクエスト主は、高井玖実子さま。
 2003/02/17 トップページ6,000番を踏まれました。
 2003/09/12 完成、2003/09/15 プレゼントページURL送付。
 リクエスト内容は「早蕨《さわらび》ちゃんの里レポ」です(爆)。「普段は無口なあの方にお喋りしていただきたい……本編の設定では無理でしょうから、『里の茶店 万年貸切部屋』を舞台に。どの事件と絡めるか、或いはどんな事件を起こすかはお任せ。勿論お話し出来るのは亡霊先生とだけ」……という御要望でしたので、茶店以外の場所での話も絡む事件を選びました。「茶店レポ」ではありませんでしたし(笑)。

  作品はこちら



トップページ 7,000番リクエスト作品
=タイトル未定=
 リクエスト権は仮停止中です。

リクエストデータ
 リクエストを予定されていたのは、mapさま。
 2003/03/28 何と、初めての御来訪で、トップページ7,000番を踏まれました。
 2003/06/26 規定によりキリ番リクエスト権は消滅しますが、御申告が規定改正前ですので、特例として、後日リクエストがあった場合にはお受け致します。

  現時点では執筆予定なし



トップページ 8,000番リクエスト作品
初夏、蹌踉 しょか、そうろう
 〜 from まなざし(?);但し「里の茶店 万年貸切部屋」限定の設定を使用 〜
 俺は、土方歳三だ。俺達が蝦夷を目指したのは、明治と改元された年の十月……え、なに、渡す原稿を間違えただと? 人騒がせな奴だな(苦笑)。どれが正しい原稿なんだ? ……成程、出だしが同じか(笑)。じゃあそこは端折るぞ。
 (こほん)……但し『まなざし』の、しかも、どうやら、くたばる直前ぐらいに蝦夷地箱館から突然この里に引き戻された(苦笑)。
 で、無聊《ぶりょう》を慰めるというか、退屈を凌《しの》ぐというか、この里の何処とも繋《つな》がっているという里の茶店へ足を運んだ俺は、里人か馴染みの面々しか言葉を残せない筈の万年貸切部屋の帳面の中に、ふと、初めて見る名を見付け……

リクエストデータ
 リクエスト主は、白牡丹さまの作品『幕末並行世界シリーズ』の、近藤有希さま(笑)。
 2003/04/25 トップページ8,000番を踏まれました。
 2003/11/21 完成、2003/11/22 プレゼントページURL送付。
 リクエスト内容は、白牡丹さん作の『幕末並行世界シリーズ』番外編「有希の、しと夏のし・み・つっ」その壱&その弐の辺りのお話の“土方《しじかた》先生版”(汗)。……が、書いてみたところ「その壱」だけで随分長くなってしまったので、次の機会に「その弐」以降を書くということでお許しいただきました(深謝)。

  作品はこちら



トップページ 9,000番リクエスト作品
亡霊先生、里の茶店の二〇〇二年度を振り返る ぼうれいせんせい、さとのちゃみせのにせんにねんどをふりかえる
 〜 from まなざし(?);但し「里の茶店 万年貸切部屋」限定の設定を使用 〜
 私は、『まなざし』の世界に棲む伊東甲子太郎。……但し、既に亡霊となって久しい身でございます。
 いつもお世話になっている白牡丹殿のたっての御希望で、里の茶店が開店してからの一年間を振り返り、大きな出来事を十件選ぶという趣向に取り組んだは良かったのですが、いやはや、これが随分な難物でして……(苦笑)。
 まあ、四苦八苦しながらも、どうにかこうにか私が選び、語り終えた、十の事件。御用とお急ぎのない方は、どうぞお気軽に覗いてやってはいただけますまいか……

リクエストデータ
 リクエスト主は、白牡丹さま。
 2003/05/27 トップページ9,000番を踏まれました。
 2006/05/27 完成&プレゼントページURL送付。
 リクエスト内容は「亡霊先生の十大事件簿」です。「茶店開店一周年を記念して、この一年を振り返って、亡霊せんせに十大事件を選んでいただいて、亡霊せんせに解説を加えていただこうという趣向」……相わかりました。でも、これ、コンペで同時に出されていた他のネタ候補の事件も間違いなく含まれそうなリクエストだという気がするのは私だけかしら(笑)。

  作品はこちら



トップページ 10,000番リクエスト作品
初音には遠く はつねにはとおく
 〜 from まなざし 〜
 慶応三年元日早々、参謀の伊東さんと組長の永倉さん・斎藤さんの三人が、島原へ出掛けたまま、門限を過ぎても局へ戻ってこなかった。翌朝も、更にその翌朝も……。無断の門限破り、しかも外泊となれば、新選組の内規に照らせば、幹部の場合、理由の如何《いかん》を問わず切腹と決められている。本当に三人は切腹になるのか──隊内はもう、寄ると触ると、この流連《いつづけ》の話題ばかり。中には、一昨年の山南さんの処断を思い出してしまう者もいる。……私、沖田総司《おきた そうじ》も、そのひとりだ。
 果たして、内規を破った三人は、あの時の山南さんのように、切腹を命じられてしまうのだろうか……

リクエストデータ
 リクエスト主は、み〜坊さま。
 2003/06/24 トップページ10,000番を踏まれました。
 2003/10/26 完成、2003/10/27 プレゼントページURL送付。
 リクエストとして、三つの候補がございました。第一案が「『まなざし』の土方さんと伊東先生が現代の新選組関係史跡を巡る珍(?)道中」、第二案が「山南敬助切腹事件を沖田総司の視点から」、そして第三案が「沖田総司の何げない一日」……これを元に検討した結果、第三案を少し膨らませ、島原流連《いつづけ》事件からその後のちょっとしたエピソードまでを沖田君の視点から描く……というお話にさせていただきました。これなら、第二案も絡みますし(^^;;
 短編作品集『まなざし拾遺話集』に属する話になります。

  作品はこちら  注:紙媒体収録前の版です。



トップページ 20,000番リクエスト作品
花は小梅か橘か はなはこうめかたちばなか
 〜 from まなざし 〜
 江戸深川は北辰一刀流伊東道場に内弟子として籍を置いている私、鈴木大蔵《すずき おおくら》は、秋のとある一日、仲町《なかちょう》での馴染みの娼妓である橘《たちばな》から、ひと月ほど前に私が関わった“武勇伝”について教えてほしいと頼まれた。……私にしてみれば、武勇伝でも何でもない、単なる早とちりのおっちょこちょいが招いた事件であるからして、余り、胸を張って話せるようなことではないのだが……橘から頼まれてしまっては、嫌とは言えない。
 ええと、それは、伊東先生のひとり娘・うめ殿が、私と出掛けた富岡八幡からの帰り道で突然姿を消してしまった、その折の出来事であった……。

リクエストデータ
 リクエスト主は、ちゃちゃ様。
 2004/03/02 トップページ20,000番を踏まれました。
 2005/06/29 完成、2005/06/30 プレゼントページURL送付。
 リクエストは、「かくれんぼ」をキーワードにした作品。登場人物等は全てお任せ、出来れば史実色の強い本編風で、でもパロディ色の強い作品もいいなあ、どちらでもいいです、とのこと。……なので、一応『まなざし』からとしておきましたが、結果として、『まなざし』登場人物の登場前史を描く作品になりました。
 短編作品集『まなざし拾遺話集』に属する話になります。

  作品はこちら  注:紙媒体収録前の版です。



トップページ 30,000番リクエスト作品
レーナから来た青年 れーなからきたせいねん
 〜 from ミディアミルド物語 〜
 マーナ暦デリーラ六年仲冬二の月、マーナ第一王女ルディーナ・クアラ・オーディルの婚礼祝賀の席に、近国レーナからの使節の一員として、ひとりの青年の姿があった。長老候補、ソフィア・カデラ・レグ──未だ十六歳の若さでありながら、恐らくは初めてであろう異国の宴の席でも臆することなく、嫌みのない愛嬌を振り撒いて衆目を集めているその青年に、マーナ王ララド・ゾーン・オーディルは、奇妙なことに、以前何処かで出会っているような気分を拭い去れないでいた。
 そして、マーナの将来を担うべき若い武官達も、この青年に目を留《と》めていた──或いは、目を留《と》めざるを得なくなってゆく……。

リクエストデータ
 リクエスト主は、聖子さま。
 2004/06/25 トップページ30,000番を踏まれました。
 2008/09/22 完成、2008/09/24 プレゼント冊子送付(インターネット接続環境不存在になった為)。
 リクエスト内容は「マーナ王ララド・オーディルの苦い思い出」です(?)。「マーナ王ララドの顔には傷がある。目立つほどではないが、本人は気にしている。それは若かりし頃お忍びで城下町に出てきた時に出会った少年との冒険で出来たものだ。今でもあの時の少年を彼は探し続けている。その少年がたまたまお供で来ていたソフィアだった……というのはどうでしょう」……ララド王嫌いでソフィア君(既刊では名前はまだ出ていませんが(汗)、登場はしています)贔屓の聖子さまらしいリクエストですね(^^;; しかし、ララドさんの性格設定上、丸々このままには出来ず……結局、頂いたネタを作品の一部に組み込むだけとなりました(苦笑)。
 加筆修正の上、2013年7月刊行の『ミディアミルド物語外伝集』第5巻に収録されました。

  作品はこちら  注:紙媒体収録前の版です。



トップページ 40,002番リクエスト作品
死神 しにがみ
 〜 from まなざし 〜
 泣く子も黙る壬生浪士組の筆頭副長である俺、新見錦《にいみ にしき》には、苦手にしている女がいる。名は、お梅。壬生浪士組の筆頭局長である芹沢鴨《せりざわ かも》先生の情婦《いろ》となって、屯所にしている八木家に居着いてしまった女だ。
 だが、俺が芹沢先生の陥っている恋闇を知ったのは、そのお梅の何気ない言葉からだった。
 先生が、叶わぬ恋に──お梅に何処か似ているという相手への恋に、迷っているというのか。
 俺にとって、それは、到底信じ難い、しかし言われてみれば成程そうであったかと腑に落ちる、そして、あり得べからざる仕儀であった……

リクエストデータ
 リクエスト主は、ねこ田さま。
 2004/10/09 トップページ40,002番を踏まれました。
 2004/11/08 40,000番を踏んだ方のお名乗りが規定期間内になかった(&40,001番を踏んだのが管理人歳子君であった)為、ニア番権利保持者であったねこ田さまに、リクエスト権が移行しました。
 2005/07/17 完成、2005/07/18 プレゼントページURL送付。
 リクエスト内容は「『まなざし』のどの時点でも構わないので、新見さんの視点から見た、何か(笑)」です。……とある夜から切腹直前までを描いたので、全編陰鬱な話になったらどーしよーと内心恐れていたのですが、存外そんなことにもならず、色々と隠れ設定を文章に落としていった結果、思わぬエピソードまで飛び出してきて、意外に可愛い新見さんの姿が拝めたり(爆)。
 短編作品集『まなざし拾遺話集』に属する話になります。

  作品はこちら  注:紙媒体収録前の版です。



2005/03/26 トップページ50,000番、キリ番・ニア番共に規定期間内に申請がなかった為、リクエスト権お流れ(汗)



トップページ 60,000番リクエスト作品
=タイトル未定=
 〜 from まなざし 〜
 リクエストを頂いたところです。

リクエストデータ
 リクエスト主は、秋月あや様。
 2006/04/28 トップページ60,000番を踏まれました。
 リクエスト内容は、「『まなざし』「山南敬助切腹」及び『残し置く言の葉草の記』「おのれのみ」の頃合の話を山南さんの視点から」です。……かねてから構想のあった話でありながら、なかなか書く機会がなく今に至っております。以前、秋月さんにその話をしていたのですが、しっかり覚えておいでだったのですね(笑)。こうしてリクエストされたからには、形にしなければなりますまい(苦笑)。

  執筆予定



トップページ 70,001番リクエスト作品
=タイトル未定=
 〜 from まなざし 〜
 2013/03/31、リクエストを頂きました。

リクエストデータ
 リクエスト主は、白牡丹さま。
 2009/03/13 トップページ70,001番を踏まれました。
 キリ番70,000番が里長の自爆だった為(汗)、リクエスト権が移行したものです。
 リクエスト内容は「『まなざし』の斎藤さん視点での話、それも高台寺党時代のものを、殺伐系でなく、どちらかと言えばほのぼの系で」……ほ、ほのぼの系ですか……かなりハードルが高い気がするのですが、頑張ってみます(汗)。

  執筆予定



2015/03/16 トップページ80,000番、キリ番・ニア番共に規定期間内に申請がなかった為、リクエスト権お流れ……。
  


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