既刊の正誤メモランダム

頒布中の刊行物に潜む、誤字・脱字・句点読点誤り等々を、
読者の皆様へのサービスも兼ねて備忘的に1件ずつ書き留めておくブログ。
投稿は、気が付いた or 思い出した順(爆)。あと、頒布を休止・終了した刊行物については掲載しません。
万が一にも再版出来たら、ちゃんと直したいです……
 

ためさった(違)

■ タイトル : ダグディグル・グルーグラス - ミディアミルド物語 3 -

■ 要修正箇所 : 33ページ 上段 6行目

■ 種別 : ルビ洩れ

■ 修正内容

【誤】 (「為さった」の「為」にルビの振り忘れ)
 ↓
【正】 (「為さった」の「為」にルビ) な


■ 備考
 「為」の字を見ると「ため」と読んでしまう自分の為のルビ振りが洩れていた(苦笑)。


読点はひとつでいい(汗)

■ タイトル : ムグロールの赤狼 - ミディアミルド物語 4 -

■ 要修正箇所 : 47ページ 上段 6行目

■ 種別 : 余り字

■ 修正内容

【誤】 (……まあ、尤も、、少しでも余計なことを考えてたら
 ↓
【正】 (……まあ、尤も、少しでも余計なことを考えてたら


■ 備考
 読み返した時に、「何だか妙に間が空いてるなあ……字間設定ミスかなあ……」と思いつつよくよく見たら、読点がふたつ付いていた(汗)。


立ち会いと立ち合いは別物

■ タイトル : 清水は未だ青く - ミディアミルド物語外伝集 1 -

■ 要修正箇所 : 85ページ 下段 5行目

■ 種別 : 誤字

■ 修正内容

【誤】 傭兵の採用試験には必ず立ち合う。
 ↓
【正】 傭兵の採用試験には必ず立ち会う。


■ 備考
 2ページほど前の箇所で「私が立ち合ってみようと思う」という変換があったことが原因だろうとは思うが、こちらでは「立ち会う」の方が正しい。此処で「立ち合う」だと、意味が全く異なってしまう(汗)。……そもそも、「立ち合う」なら、最低限、直前の助詞が「には」ではなく「では」にならなきゃ気持ちが悪い(苦笑)。


「適」は不適

◎ 改訂第五版で修正済み

■ タイトル : ナブ・ナブオーヴァ - ミディアミルド物語 1 -

■ 要修正箇所 : 67ページ 下段 21行目(左から5行目)

■ 種別 : 誤字

■ 修正内容

【誤】 武勲を上げることが適うが
 ↓
【正】 武勲を挙げることが敵うが


■ 備考
 「~することが出来る」という意味の場合は、漢字で書くなら「敵う」になる。……実は、近年まで「適う」が正しいと思い込んでいた為、今後も続々と発見される可能性大(嘆)。
 そして、ついでのように、武勲を「上げる」などという初歩的誤字まで同じ行内で発見される(汗)。その手の言葉に続くのは「挙げる」だろ……。


「帰す」状況ではない……

■ タイトル : 将軍と呼ばれる迄に - ミディアミルド物語外伝集 4 -

■ 要修正箇所 : 142ページ 下段 12行目

■ 種別 : 誤字

■ 修正内容

【誤】 ケーデルは頷き帰すと、
 ↓
【正】 ケーデルは頷き返すと、


■ 備考
 どうしてこんな変換になったのか(汗)。「頷き帰す」が成立する可能性は日本語として全くゼロとは言えないけれど、この場所に於いては、相手であるトミィルを「帰す」状況が生まれよう筈もないので、完全なる誤字。


からから

■ タイトル : 縄なき繋縛 - ミディアミルド物語 7 -

■ 要修正箇所 : 13ページ 下段 16行目(左から10行目)

■ 種別 : 記載誤り

■ 修正内容

【誤】 古来から、
 ↓
【正】 古来、


■ 備考
 うわ、何じゃこりゃ(汗)。「来」という漢字に既に「から」の意味が含まれているので、うるさいことを言えば、「古くからから」と書いていることになる。
 勿論、「従来」や「古来」に「から」や「より」を付ける用法は許容されている、不適切な重言ではない、と一部の辞書には書かれているのだが、次に刷る時が来るなら直したいので、敢えて採り上げておく次第。


■ タイトル : 遠きが故に - ミディアミルド物語 6 -

■ 要修正箇所 : 85ページ 下段 23行目(左から3行目)

■ 種別 : 記載誤り/送り仮名誤り

■ 修正内容

【誤】 強くとは
 ↓
【正】 強いるとは


■ 備考
 ルビまで正しく振ってあるのに送り仮名に当たる部分が間違ってるのが謎。何をどう叩いたらこうなるのか、幾ら考えても見当が付かない(汗)。「しく」と叩いても「強く」とは出てこない筈なんだが……


ためされた……? (違)

■ タイトル : 最後の一年、最初の一日 - ミディアミルド物語外伝集 2 -

■ 要修正箇所 : 81ページ 下段 6行目

■ 種別 : ルビ洩れ

■ 修正内容

【誤】 (「為された」の「為」にルビの振り忘れ)
 ↓
【正】 (「為された」の「為」にルビ) な


■ 備考
 ……「なす」は、「為す」なのか「成す」なのかを区別したい性分なので漢字を使うのだが、「為」の字を目にすると一瞬どうしても「ため」と読んでしまう自分の為に、しつこく毎回ルビを振るようにしている。現に、この直後の行の「為された」にはルビがきちんと振ってあるのに、何ゆえ此処で落ちたのか(苦笑)。


■ タイトル : 縄なき繋縛 - ミディアミルド物語 7 -

■ 要修正箇所 : 48ページ 上段 18行目(左から8行目)

■ 種別 : 送り仮名誤り/ルビ誤り

■ 修正内容

【誤】 黒い考えが過ぎるね」/「過」のルビ「よ」
 ↓
【正】 黒い考えが過るね」/「過」のルビ「よぎ」


■ 備考
 ……「よぎる」の変換候補に最初から「過ぎる」が入ってるの、ホント削りたいわ……辞書によっては許容されているらしいんだけど、当方が規範としている複数の辞書では「過る」なんでな……。


またかよ……

■ タイトル : 遠きが故に - ミディアミルド物語 6 -

■ 要修正箇所 : 144ページ 上段 8行目

■ 種別 : 送り仮名誤り/ルビ誤り

■ 修正内容

【誤】 想念が過ぎる。/「過」のルビ「よ」
 ↓
【正】 想念が過る。/「過」のルビ「よぎ」


■ 備考
 本当に多いな、この間違い! あと、7巻にも同種のミスがあることを何年も前から把握しているんだが、今見たら此処には載せてないではないか(汗)。まったくもう……。


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