頒布中の刊行物に潜む、誤字・脱字・句点読点誤り等々を、
読者の皆様へのサービスも兼ねて備忘的に1件ずつ書き留めておくブログ。
投稿は、気が付いた or 思い出した順(爆)。あと、頒布を休止・終了した刊行物については掲載しません。
万が一にも再版出来たら、ちゃんと直したいです……
 

「『まなざし』関連」のブログ記事(リスト順/当該ページ順)

『まなざし (上)』

 野間みつねが1995年以来書き綴ってきた〝私家版・土方歳三《ひじかた としぞう》〟とも言うべき作品。
 2003年6月、初版発行。

『まなざし(上)』
 幕末、文久三年秋、京都――壬生浪士組(後の新選組)副長土方歳三は、ある男から苦しい胸の内を告げられる。それまで男色とは縁なく生きてきた歳三は相手を拒絶するが、その夜を境に、いずれ殺さねばならぬと思い決めていたその男の思わぬ姿を知る機会が重なって……
 鳥羽伏見の戦いが終わるまでを収録。

 この『まなざし』シリーズ、歴史物と言い切るには些かアレな代物なので(汗)、似非《えせ》歴史物と称しております(苦笑)。
 男色絡みの展開も含まれていますので、苦手な方は御遠慮ください。
 余談ながら、ワープロ専用機で原稿を打ち出して版下にした、最後の本です。

『まなざし (下)』

 野間みつねが1995年以来書き綴ってきた〝私家版・土方歳三《ひじかた としぞう》〟とも言うべき作品。下巻完結。
 2008年12月、初版発行。

『まなざし(下)』
 鳥羽伏見の戦いで大きな犠牲を出した新選組は、都を離れ、江戸へと戻った。副長土方歳三は、新たに厩に入った癖の悪い若駒を自分の乗り馬に選び、早蕨《さわらび》と名付ける。その早蕨と遠駆けに出掛けた先で、歳三は、彼を伊東甲子太郎《いとう かしたろう》の敵《かたき》と称して勝負を迫るひとりの青年と出会うが……
 土方歳三の箱館での戦死まで+αを収録。
 付録冊子として、史実と虚構部分について書き留めた『虚実皮膜』(無料)を同梱。

 大変時間が掛かりましたが(汗)、どうにか完結させることが出来ました。
 男色絡みの展開も(上巻ほどではないものの)ないではありませんので、苦手な方は御遠慮ください。
 因みに、上巻と全く同じ、表紙込み332ページの本なのですが、上巻とは本文用紙が異なる為、厚さ増しの重さ減となっております(苦笑)。
 ……更に言いますと、現在一太郎で作成している版下原稿は、1ページ当たりの文字数がワープロ専用機時代よりも減っています。万が一にも今のレイアウトで上巻を出し直したりなんかすると、総ページ数、確実に増えてしまいますね(爆)。

七ツ→明け六ツ→五ツ

■ タイトル : まなざし -下 -

■ 要修正箇所 : 279ページ 下段 13行目

■ 種別 : 記載誤り

■ 修正内容

【誤】 朝七ツ時
 ↓
【正】 朝五ツ時


■ 備考
 差替前の原稿を、うっかり入稿(汗)。紙媒体で入稿していた頃は、この手の〝差し替え損ない〟が時々あった……。
 なお、七ツ時だと夜明け前になってしまう(汗)。


 〝私家版・土方歳三《ひじかた としぞう》〟『まなざし』の、拾遺話集。
 基本的には、本編では採り上げなかった出来事を描いた、或いは本編での出来事を別の当事者の目から見る形で描いた短編を収録した作品集。
 2005年8月、初版発行。

『初音には遠く』
 慶応三年元日早々、参謀の伊東さんと組長の永倉さん・斎藤さんの三人が、島原へ出掛けたまま、門限を過ぎても戻ってこなかった。無断の門限破りは、新選組の内規に照らせば、幹部の場合、理由の如何《いかん》を問わず切腹。三人は切腹になるのか──中には、一昨年の山南さんの処断を思い出してしまう者もいる。私、沖田総司《おきた そうじ》も、そのひとりだ……。
 表題作の他、「花は小梅か橘か」「死神」「賭け」「月に添う影」の5本を収録。

 キリ番リクエストで書いた話が殆どを占めますので、ウェブサイトにも掲載されている作品が多いですが、野間みつねの作品は紙媒体の方が圧倒的に読み易い筈です(苦笑)。
 男色絡みの展開も含まれていますので、苦手な方は御遠慮ください。

 野間みつねの〝私家版・土方歳三《ひじかた としぞう》〟とも言うべき『まなざし』に於ける伊東甲子太郎《いとう かしたろう》を語り手として描く傍話集、その壱。
 2006年7月、初版発行。

『残し置く言の葉草の記(上)』
 江戸は深川佐賀町で亡き師の道場を受け継ぎ北辰一刀流の剣を指南している常陸国志筑藩浪人・伊東大蔵(旧姓鈴木)は、元治元年秋、旧知の藤堂平助の訪問を受ける。藤堂から〝新選組〟という勤王浪士の一隊の話を聞き、加盟を勧められた伊東は、その翌朝、奇妙な夢を見た……。
 「心なき人を」「逢ふまでと」「おのれのみ」「かりの旅寝の」「ふみ迷ふ」「道なたがへそ」「枕にぞきく」「われのみ深く」「筆のあと」を収録。

 収録作品9本中の8本は、紙媒体に纏めるよりも前に作品を書き上げていた為にウェブ上で先に公開済みですが、紙媒体に移すに当たり加筆修正しております。……野間みつねの作品は紙媒体の方が圧倒的に読み易い筈ですし、何より、アブナイ話はウェブには載せてませんし……(汗)。
 男色絡みの展開も含まれていますので、苦手な方は御遠慮ください。

 野間みつねの〝私家版・土方歳三《ひじかた としぞう》〟とも言うべき『まなざし』に於ける伊東甲子太郎《いとう かしたろう》を語り手として描く傍話集、その弐。
 2007年8月、初版発行。

『残し置く言の葉草の記(中)』
 慶応二年師走、新選組屯所に詰めていた伊東甲子太郎は、自身の休息所から、覚悟していた知らせを受け取った。かねてから体調を崩して寝付いていた妾が、いよいよ危なくなったという。叶うことなら看取ってやりたいと考えた伊東が監察を通じて副長土方歳三に外泊を届け出、外出しようとしたところへ……
 「都の春も」「あらそはぬ姿ながらも」「ともに散りなん」「真心の清き心に」「いかでちぎりを結ひ留むべき」「神もゆるして」「なほまどひけり」を収録。

 収録作品7本中の4本は、紙媒体に纏めるよりも前に作品を書き上げていた為にウェブ上で先に公開済みですが、紙媒体に移すに当たり加筆修正しております。……諄《くど》いよーですが、アブナイ話は、ウェブには載せませんよー(汗)。
 男色絡みの展開も含まれていますので、苦手な方は御遠慮ください。

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